私が今住んでいる場所は、オランダ東部ヘルダーラント州のナイメーヘンという都市です。
オランダで初めてローマ帝国の都市権を得たことから、オランダで最も歴史のある都市として知られています。
市街地は、ショッピングモールや商店街、レストランが沢山ありながらも歴史的建造物がちょこちょこ見え隠れするおもしろい風景が見られます。ショッピングモール言っても建物自体がとても綺麗な造りで風景に馴染んでいます。
3枚目の写真は第二次世界大戦時マーケットガーデン作戦を題材にした映画「遠すぎた橋」の舞台ともなっているナイメーヘンの橋です。
ナイメーヘンは第二次世界大戦時に、多くの打撃を受けたそうです。
今ではよくこの橋の下で芸術祭やパーティーなどが開催されていて、人の集まる賑やかな場所となっています。この写真を撮った際も、ナイメーヘン大学のカルチャーセンター主催でライブやダンスなどが披露されその周りにはたくさんの屋台が出ていました。
ナイメーヘンに来てまだ一か月だけど、ここにもう1年間くらい住んでたんじゃないかというくらい心が安らぐ場所です。
市街地は写真のような雰囲気ですが、少し離れると緑も多くて山羊や牛なんかもいるような場所がたくさんあります。
ここに来て特に感じることは、人の心の豊かさです。
もちろん日本のように物やインフラは整っています。
でもそれだけではなく、道行く人達の表情がなんだか違うな~といつも思います。
平日でも家族連れで買い物をする姿や、年齢関係なくお婆ちゃんお爺ちゃんでも手をつないで歩く姿、(スーツを着てる人を見たことがない...)、見ているだけでこっちも幸せになることが多いです。
そして毎週のようにアートイベントが開催されていて、学生も子どもも気軽に出かけていく。
街と人、アートと人、そして人と人の距離が近いと感じることばかりです。
これからもよく見て、人と話し、もっとこの街を知りたい。